2016年7月28日木曜日

古いVAIOにWindows10 64bit を入れてみた。 | SONY VAIO VGN-SZ93S

2007年発売のVAIOノートにWindows10 64bitをクリーンインストールしました。
このブログでは度々登場しては延命処置を施されてきたVAIO SZ-93S。

Vistaモデルですが、SSDに換装して最小限のアプリケーション構成で特に問題なく、サクサク稼働していました。

古いものの問題なく使えているが故、このままサポート切れを迎えるのも勿体なく思えてくる。
ChromeのVistaでのサポートはすでに終了を迎えているし・・・

というわけで、Windows10の無料アップグレード期間終了を目前に、思い切って更なる延命に踏み切りました。

今回はVista Home 32bit から Windows10 64bit への入れ替えです。
もちろんVistaからの無料アップグレードはできません。

Windows7 Pro をお安く入手。そちらのライセンスでクリーンインストールです。

クリーンインストールにはWindows10インストールメディアをUSBメモリに仕込んで利用します。
一応、LANケーブルつないだ状態でインストールを進めます。

そして、インストール自体は問題なく、普通に終了。


さて、ここからが問題です。
SSD換装の時にも苦労した経験があるので、VAIOは一筋縄では行かないだろうと覚悟はしていました。
さすがに10年近く前のモデルにWindows10を入れようというのだから、問題あっても当たり前かもね。
それに加えてVAIOですからっ!(汗

今からこの記事を参考に無料アップグレードを試みる人もいないでしょうから、詳しいことは省略。
参考になったサイトだけリンクしておきます。

グラフィックドライバのインストール方法
http://satomacoto.blogspot.jp/2009/08/vaio-type-zwindows-7.html

Windows7化についての記事だけど参考になりました。
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/011300.html

各種ドライバ、ユーティリティを拾えます。
ftp://ftp.vaio-link.com/pub/VAIO/ORIGINAL/
こちらは公式サイトの各種ドライバ、ユーティリティ一覧。
http://www.sony.jp/support/vaio/windows/7/upgrade/downloadlist.html

今回と同様のパターンでVGN-SZ93にWindows10をクリーンインストールしたという記事。
参考にさせていただきました。
http://bbs.i-red.info/index.php?mode=one&no=790


そして結論は言うと、まぁまぁ使えます。

でもファンクションキーは音量以外、効かないです。
"STAMINA","SPEED"の切り替えも効かない。SPEED固定の様子。
(追記)上記モードの切り替えができていました。

メモリスティック用のスロットはドライバが無くて認識しない。使わないから気にしないけどね(^ ^
(追記)64bit用のドライバを見つけて無事インストール済みです。ドライバの入手先は記事の最後に追記しています。

NVIDIAのグラフィックドライバについてはインストールに手古摺ったけど、何とか解決。
上記の参考記事がなかったら解決できなかった。先人に感謝です。

そして、こういうのを怪我の功名というのか、
Vistaの時にはSPEEDモードでディスプレイの色の調整とかできなかったのが、できるようになった。
以前は青みが強くて気になっていたけど、見やすくなってラッキー。

FelicaはWindows7用のドライバで認識。Edyでの買い物とかに今後も使えそう。
無線LAN、Bluetoothも普通に使えます。


以上な感じ。
今回、何となく64bit版のWindows10を入れてしまったけど、32bit版にしておけば古いドライバでも使えるのが更にありそうな印象です。


さてさて、先日のThinkpad X61同様、この老いぼれマシンはいつまで稼働し続けることか・・・。

(追記)
後日、Vista,Windows7 の64bit向けドライバの配布元を見つけました。
ソニーのサイトだけどアンオフィシャル。なんだそりゃ・・・・(^^;

「Windows 64ビット版用 アンオフィシャルドライバー」
http://www.sony.jp/support/vaio/download/unofficial/64/index.html
...

2016年7月18日月曜日

ThinkPad X61 にWindows10 64bit をインストールしてみた。

ThinkPad X61 に Windows10 64bit をクリーンインストールしたので、簡単にそのレポートです。
5年くらい前に中古で3万円で購入したThinkPad X61 はここ1年近くは出番が減ったものの未だに問題なく稼働しています。

当初WindowsXPで稼働していましたがOSはサポートが切れるのを機にWindows7 Pro (DSP版)に入れ替え。

ハードウェアのほうもSSDに換装したり、Bluetoothドーターカードを追加したりと、延命を繰り返しながら使ってきました。
その辺はこのブログでもレポートしてきたので、気になる方は読んでください。

そして、今回は無料アップグレード期間が終了するのを目前に、Windows10への以降へ踏み切りました。

Windows Update でつまずく

アップグレードといっても正確にはクリーンインストールです。

当初、Windows7の状態からデータを引き継いでお手軽にアップグレードするつもりだったものの、
WindowsUpdateから実行してみるとアップグレードの準備中から一向に進まない・・・
半日待っても進まない状況(汗

どうやらアップグレードする前に最新の更新プログラムを検索・適用しようとしている様子なのですが、そこで固まっているみたい。

実は最近半年ぐらいの間はこのマシンを使用する機会が無く、ずっと電源を入れることも無く放置していました。
その間の更新プログラムの実行が滞っていたのがいけなかったようです。

使わなくても、時々電源を入れてWindowsUpdateを実行しておいた方が安全。と言うことをここで学びました・・・
ネットで調べて対処法を試すも改善せず。

このまま時間をかけてWindowsUpdateの修復を試みるのも時間の無駄に思えてきたので、
結局、Windows10はクリーンインストールすることにしました。


Windows10 のクリーンインストール

インストールはUSBメモリにインストーラーを仕込んで、そこからPC起動。
あとは画面の指示に従って進めて行くだけ。

途中、プロダクトキーを求められるので、Windows7のDSP版についているシリアルを入力します。

パーティションもきれいさっぱり全て削除。
大事なデータはノートに入れていないし、事前にAcronisでバックアップもとってあるのでOK。

インストール自体は20分かからずに終わったと思う。

インストール用のUSBメモリの造り方とかはネットで沢山情報があるので調べてください。

簡単で済みませんが、本当にさっくり終わってしまいます (^ ^



ドライバーとか

当初、インストール後のドライバー集めに苦労することを懸念していましたが、大部分は何もせずに普通に動いてくれていて拍子抜け。

あとから追加したのは下のユーティリティー2つぐらい。

・ThinkVantage Access Connections
・ホットキー機能統合

上記を入れることでBluetooth機能が利用できるようになります。
このあたりは下記のサイトが大変参考になりました。感謝。
http://www.kobonemi.com/entry/2015/05/06/Windows-10-Insider-Preview-Install-and-Settings-ThinkPad-X61-Tablet

使っていく間に必要なものも出てくるかもしれませんが、取り敢えずは使える状態になっています。
指紋認証もThinkVantage 入れなくてもWindowsだけで動いています。


以上、あまり詳しく書かないのでどれだけ参考になったか分かりませんが、X61にWindow10はアリということで自分なりの結論です。

いい加減引退してもいいモデルですがThinkPadの使い勝手の良さゆえか、しぶとく生き残ってます。

これからやってみようという方、念のためにアクロニスとか使ってOSごとバックアップを取っておくことをお勧めしておきます。
と言っておいた上で、あくまで自己責任でお願いしますね。
...

2016年7月1日金曜日

12vポータブル電源を自作する

12V仕様のコンパクトなポータブル電源を簡単に自作してみました。
前回は大自工業製ポータブル電源のバッテリー交換を行いましたが、取出した古いバッテリ-がまだ捨てるほどでもないので使いやすく細工してみました。

大自工業製ポータブル電源から取り出した密閉型バッテリー。

まずは仕上がりの様子から。
このバッテリーをケースに入れてこんな感じになりました。

ケース入りのバッテリー本体と充電器。

ケースを開けるとこんな感じ。
密閉型なので扱いも楽です。

バッテリーの端子にはエーモンの2極カプラーを接続。
念のため間には10Aのヒューズを入れてあります。


12V機器は自動車のシガープラグを備えたものが多いので、シガーソケットを接続して使います。
シガーソケットが邪魔くさいときは、使用する機器に2極カプラーを付けて直接接続するという方法も選択できます。
シガーソケット。
2極カプラーを介してバッテリーに接続します。


そして充電器について。

大自工業のポータブルバッテリー(SG-1000)には充電器の機能(ACアダプタ必要だけど)もありましたが、バッテリーを取り出してしまった以上、充電器は別に用意する必要があります。

今回用意したのはMeltec(メルテック)のバッテリー充電器 バイク用 プログレッシブチャージャー 12V 2A PC-50。

結局、大自工業のお世話になってます。
二千円台前半で充分安いけど、ネットで探せば他メーカーでもっとお安いのもありそうでした。

今回用意した充電器は拍子抜けするぐらい軽いものでした。
変圧トランスを使わないタイプなんでしょう。
不便はないけど、もう少しだけコンパクトでもいいかな。

そして密閉型、開放型のバッテリーに幅広く使えるのも魅力。

この充電器には、バイクなどのバッテリーに直接つなぐための丸端子が付いています。
この丸端子は使わないので、先ほどの2極カプラーに交換です。

丸端子をカプラーに交換して充電時の接続も簡単に。

<追記> メルテックのバッテリー充電器PC-50は生産終了となっているようです。
こちら↓が後継機に当たるみたいですね。

大自 MP-205 全自動パルスバッテリー充電器

価格:6,190円
(2021/11/13 01:15時点)
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ところで、ひょっとして気になったかもしれないバッテリーの専用ケースですが・・・
実はこれ。
100円ショップで見つけたお弁当袋。
100円ショップ(セリア)で見つけたお弁当箱用の保温袋。

バッテリー購入時の段ボール箱にバッテリーを収めたまま、このお弁当袋に入れるとなんとジャストフィット!
持ち手も付いてるし保温用の素材がクッション(ちょっと頼りないけど)にもなってちょうどいいです。


以上、接続用のカプラーを付けてケースに入れただけのかんたん工作。
なので「ポータブルバッテリーの自作」と言うには語弊があるかもしれませんね(汗

でも充電用の回路を省いてバッテリーのみにした分、コンパクトで持ち出し用に便利になりました。

使い勝手もいいので、前回記事の最後でも書いたように新品で購入したバッテリーは結局取出して、このお弁当袋仕様にしてバッテリー2台体制で使っています。

使ってみて思いましたが、こまめな充電をしないとすぐにダメにしてしまいがちなこの手のバッテリー。
容量が必要な時は20Ahとか容量の大きなものを1個買う手もありますが、
それよりは9Ah程度のコンパクトなものを複数所有して使いまわした方が便利だし経済的な気がします。(おわり)
...

あずきふたつぶ。。

気まぐれな日記にお付き合いいただいてありがとう!