2015年2月28日土曜日

フォルダやドライブの共有設定が再起動後に解除されてしまう問題の解決策 | Windows7

Windows7での共有フォルダが再起動後に解除されてしまう問題について、解決策をメモしておきます。
ひと月ほど前にデスクトップパソコン(Windows7 Pro)をHDDからSSDに換装しました。

最近使わなくなったアプリケーションとかも溜まってきていたので、今回は気持ちよくOSをクリーンインストール。

しかしそれ以来、外付けHDDに設定したはずの共有設定が再起動の後に勝手に解除されてしまう現象が起きていました。

常に再起動の度に共有解除されるわけでもないようで、時々、思い出したかのようにドライブのアイコンに共有マークがついていたりすることも。

状況からすると、共有の設定自体は然るべきところ(詳しくは知りませんが)に保存されているようなのですが、何らかの原因で起動時にドライブ(またはフォルダ)の共有設定を復元できていないようです。

この問題に関してウェブで解決策をいろいろ探してみたのですが、情報が少ないですね。
少ない情報の中で結局たどり着いた対策がレジストリの編集による方法。

下記のサイトあたりが参考になりました。

アクロニスサポート:
14826: アクロニス製品のインストール後に共有フォルダにアクセスできない
https://kb.acronis.com/node/14826

マイクロソフト サポート:
Antivirus software may cause Event ID 2011
http://support2.microsoft.com/?scid=kb;en-us;177078

マイクロソフト コミュニティ:
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-networking/windows7/53042a51-bde4-4e84-8663-8dd9d31d677e

これらの情報によると、アクロニス製品、もしくはウィルス対策等のセキュリティソフトがインストールされている場合に起こることがあるらしい。

今回、自分の環境ではアクロニスTrueImageをインストールしていたし、セキュリティソフトももちろんインストールされていて、どちらも当てはまる・・・

イベントログなどには該当するエラー情報は見つからなかったものの、ダメもとでやってみたところどうやら解決したっぽいです。



具体的には次の手順で。

1.[ファイル名を指定して実行] で regedit と入力してレジストリエディタを起動

2.下記のキーを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \LanmanServer \Parameters

3.そこに IRPStackSize という設定値が見つからない場合は、
  [編集]-[新規]-[DWORD 値] の順に選択して、IRPStackSize という名称で値を新規に作成します。
DWORD(32ビット)値を新規作成
IRPStackSize値が追加されました

4.最後に、この IRPStackSize 値をダブルクリックして、値を18(10進数)に設定します。



このスタックサイズは15がデフォルトのようですが、これを3大きくして18にすることで、再起動後も共有設定が復元されるようになりました。
もしうまくいかない場合はさらに3大きくして21にしてみるとよいようです。

同様の症状が発生したら試してみる価値はありますね。
ただし、レジストリを弄るので間違った操作をするとOSに致命的な結果をもたらしますのでご注意を。もちろん自己責任でお願いします!

-追記-
この記事には後日談があります。
フォルダやドライブの共有設定が勝手に解除されてしまう現象 : SSD換装の影響
...

2015年2月23日月曜日

ペンタブレットIntuosにちょうどよいUSBケーブル。

ワコムのペンタブレットIntuos Small にちょうどよいマイクロUSBケーブルを見つけたのでご紹介。
Intuosに付属のUSBケーブルはL字型のプラグ。
これをペンタブに接続するとペンタブ本体の左側に向けてケーブルが伸びます。

ユーザーによってはL字型のほうが便利な場面もあるでしょうが、PC本体を右側においている私にとってはケーブルの取り回しがしづらく、おまけに長さも足りないのです。
Intuos pen small
左に伸びたケーブルを右へ方向転換するも・・・届かない。
ケーブルの折り癖も気になる。
仕方なく手元にあった長めのUSBケーブルを代わりに繋ごうとすると、ペンタブ本体のプラグ差込口が狭くて普通のUSBケーブルではプラグが大きくて入らない。

どうしようもないので別売りのワイヤレスキットの購入を検討していた矢先、
このペンタブに使えるちょうどよいUSBケーブルが入手できました。

といっても特に珍しいものではないです。
ケーブルがフラットな形状のものです。
たまたま家電店で300円くらいで安く売られていたのを見つけて購入。
購入したフラットケーブル。
ツートンカラーで見た目はきれい。
ちょうどスマートフォンの充電用に予備のケーブルが欲しかったし、
安いというだけで余り期待はせずに買っておいただけなんですが・・・

micro USBのプラグがよく見るやつより一回り小さめなことに気が付いて、試しに Intuosに差してみたらちょうどよい具合。
さらにケーブルがしなやかで折り癖が付きにくいので取り回しがしやすいです。

ケーブルの差込口。ジャストサイズです。
折り癖が出ないので、ケーブルの取り回しもしやすい。
たまたまだけど、色もピッタリ。
結局、スマホの充電用だったはずがペンタブ用となりました。
安物だけにいつまで使えるか不安もありますが、暫くこれで様子見。
おかげでワイヤレスキットに投資する必要はなくなるだろうか。

今回購入したケーブルはノーブランドな感じでしたが、amazonにも同じようなのありました。
ただ、メーカーとかによっては本当に粗悪品もあるようなので要注意です。

Wacom ペンタブレットオプション ワイヤレスキット ACK-40401

価格:14,603円
(2021/10/22 23:59時点)
感想(0件)


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2015年2月20日金曜日

エネループの色分け

充電式乾電池を上手に使うために、電池を色分けする工夫をご紹介します。
ニッケル水素充電池が登場して以来、充電式電池の使い勝手も随分良くなったような気がします。

かつてのニッケルカドミウム充電池(ニッカド電池)は寿命が短かったりしたものですが、ニッケル水素充電池は長持ちしますね。

うちではもっぱらエネループが活躍しています。
最後まで電圧が安定しているのが良いようで、デジカメやテレビリモコン、パソコンのマウス、懐中電灯などなど、幅広い電気製品に問題なく使用できています。

いまでは常に数十本のエネループが使用と充電を繰り返しています。

そんな状態なので、どの機器に使っていた電池なのか分かるようにしておかないと、何かと不都合が生じます。

たとえば、古い充電池と新しい充電池が混ざってしまったり、どれが充電した電池だったかわからなくなったり。

更に、多くの機器では2本組とか4本組で使うことになりますが、その組み合わせを区別することも大切。新品の状態から寿命を迎えるまで同じ組み合わせで使うのが理想ですからね。

そこで、私はいつも色分けして使っています。
新品のエネループを出したら、「eneloop」の「o」とか「p」の丸の中をマジックで塗り塗り~。
エネループの色分け。
OとかPの丸に塗るのがちょうどよいです。(^ ^
セットで使う電池は必ず同じ色の組み合わせで塗ります。
こうすることで新旧の電池が混ざることもなく、寿命を迎えるまで同じ組み合わせで使用できます。

初めのころはシールを貼ってみたりもしたものの、使用する器具によってはシールの厚みが邪魔になったりと何かと具合が悪かったため、今ではこの色分けが定着しました。

ところで、エネループの8色セットとかたまに販売されてますね。
あれって見た目も美しくてGoodなのだけど、上記の目的からすると8色1本ずつでは買いにくい。
同じ色で2本とか4本セットとかにして販売してくれたら嬉しいのだけれど・・・・・
...

2015年2月5日木曜日

ThinkPad X61へのBluetooth ドーターカード取り付け

ThinkPad X61に Bluetooth ドーターカードを取り付け。
ついでにインジケーターのアイコンプレートを自作して貼り替えたのでその際のレポート。
SSDに交換して未だ現役のThinkPad X61。
私のX61はBluetoothでの通信機能が搭載されていないモデルでしたが、ドーターカードを取り付けてスマホとの間でデータ移動などに活用しています。
ドーターカードの取り付けは随分前に実施したものですが、その時の記録画像があったので紹介しておきます。

まず、Bluetooth機能を搭載するためには純正のドーターカードが必要です。

X61に対応するのはBDC-2 (FRU:39T0497) 。Bluetooth 2.0準拠です。

今でもパーツ屋等で入手可能。
たしか私はで購入した時は1,500円ぐらい。

← 楽天でもまだ見つけることができました。



購入したBluetooth ドーターカード

Bluetooth ドーターカード 端子側


さらに、液晶ケーブルがドーターカードの取り付けに対応している必要があります。

というのも、ドーターカードは液晶画面下部に取り付けできるようになっていて、液晶画面へのケーブルから分岐したコネクタに接続する必要があるからです。

液晶ケーブルの型番(PC本体側のコネクタ部分に表示されている)を調べたところ、自分のは既にBluetoothに対応している様子だったので迷わず分解を開始。

液晶ケーブル(PC本体側)

実際の作業の大半は液晶部分を本体から取り外すことに費やします。
分解の手順はメーカーから保守マニュアルをダウンロードして参照するのがベスト。

液晶画面の開閉を感知するセンサー(おそらくリードスイッチ)が液晶ケーブルから分岐して本体側に貼り付けられているので要注意です。
うっかりこのセンサーを剥がし忘れてケーブルを引きちぎらないように。

液晶ケーブルから分岐しているのが液晶画面の開閉を感知するセンサー。

液晶画面を本体から切り離したら、液晶画面の周囲を覆っている前面ベゼルを取り外します。
すると液晶の下にドーターカードを取り付けるスペースが見つかります。

ドーターカードを取り付けるコネクタ。
液晶ケーブルが引き込まれている部分のすぐ脇に分岐しています。
ねじ穴に乗っかっている黒いワッシャーはドーターカードを取り付けないときのスペーサー(ダミー)です。

黒いスペーサーを取り除いてドーターカードを取り付け。

取り付け自体はいたって簡単。
あとは元通りに液晶画面を組み立てなおすだけです。

ちなみに。
Bluetooth非搭載のモデルでも液晶画面下部のインジケータには予めBluetooth用のLEDが用意されています。ドーターカードが認識されれば、ちゃんと光ります。
ただしアイコンが記されたプレートにはBluetoothのアイコンがなくてLEDが隠されている状態。

インジケータ部分。アイコンプレートを剥がしたところ。
各機能に対応したLEDが勢ぞろいしています。
Bluetoothアイコンが記されたアイコンプレートはメーカーから取り寄せできる筈ですが、いちいち取り寄せるのが面倒なのと、モノの割に高価な予感がしたのでここは自作しました。

上がオリジナルのアイコンプレート。
下が自作のアイコンプレート。WiFiアイコンの右隣がBluetoothアイコンです。

自作に使った素材はOHPフィルム。
オリジナルのアイコンプレートをスキャンして、Illustratorでトレースしたうえで Bluetoothアイコンを追加。

あとはレーザープリンターを使って、編集したアイコンプレートをOHPフィルムに印刷すればOK。
ただしOHPフィルム1枚だけでは薄すぎ。黒塗りの部分も僅かに透けて光が漏れてしまいます。

そのため、同じものを2枚印刷して薄手の両面テープで貼りあわせて使いました(2枚のアイコンがぴったり合うように慎重に貼りあわせる!)。

OHPを貼りあわせるためと、さらに出来上がったアイコンプレートをベゼルに貼り付ける為の2枚の両面テープを通して光が見えることになります。
このことで、両面テープの白い基材がちょうどよい具合にスリガラスのように働き、LEDの光を拡散してくれる結果になりました。

自作のアイコンプレートを取り付けたところ。

Bluetooth機能のON、OFFの状態が一目でわかるので、インジケーターはあったほうが便利です!

ちなみに、ドーターカードを取り付けただけでは、まだ認識してくれません。
記憶があいまいになってますが、[Fn]キー+[F5]でBluetooth機能をオンにすることで認識されたと思います。
...

2015年2月3日火曜日

Google Play でArtRage (アートレイジ) の配信開始。

最近、仕事用にWacomのペンタブレットを購入しました。
仕事とは言ってもイラストを描くのが専門ではなくて、PC上での至極簡単なお絵かきができればよい程度。

初心者向けに一番手ごろなワコムの Intuos Pen Small をチョイスしましたが、これまでマウスとIllustratorを使って時間をかけて作業していたのがずいぶん楽になりました。

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感想(16件)

さて、そのペンタブにはペインティングソフトのArtRage(アートレイジ)がバンドルされていたのですが、これが使いやすい上にリアルな表現が可能で一瞬で気に入ってしまいました。

ド素人の自分には直観的な操作で使いやすいのが一番です。正規版の価格も手ごろだし。

そんなArtRageのAndroid版が2月1日にGoogle Playで配信を開始していました。

これまでiPhone用に加えて、Androidに関してはGalaxy限定版が公開されていたものの、その他のAndroid端末向けは未発表だったのでがっかりしていたところでした。

今回Google Play で公開されたArtRageは有料版のみの599円。

早速、Arrows A にインストールしましたが今のところ普通に動作している様子。
しっかりと日本語にも対応しています。

スマホなので画面が小さいのは仕方ないですが、Windows版と同様の感覚で操作できて、保存したファイルはWindows版でも普通に開いて編集可能。

外出先で思いついたアイデアをその場でサクッとお絵かきして持ち帰るのには持って来い。
今後どれだけ活用できるか楽しみです。
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あずきふたつぶ。。

気まぐれな日記にお付き合いいただいてありがとう!